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大企業に勤めるビジネスマンにとってTOEICスコアがもつ意味

知名度のある企業ではもはやある程度の英語力が「必要最低条件」になっていますよね。

  • ファーストリテイリング
  • ソフトバンク
  • 楽天

それは単なる感覚としてではなく、近年TOEICの受験者数が過去最高を更新し続けていることからもわかります。

受験者数上昇の主な理由は簡単に言うと多くのビジネスパーソンが半強制的に受けざると得なくなっているからです。

TOEICはもはや受けたい人だけが受ける英語能力テストという枠に止まりません。

いまやスコアが入社や昇進の条件となっていたり、逆にリストラの対象にさえなってしまう時代なのです。

このページでは「TOEICスコアがもつ役割」について紹介します。

 

大企業におけるTOEICスコア

ここでは「企業」と「社員」の両方の側面からTOEICのスコアが持つ意味について考えてみたいと思います。

企業

  • TOEICスコア=足切り道具

社員

  • TOEICスコア=精神安定剤

 

企業にとってTOEICスコア=足切り道具

すでに十分な英語力を身につけた人の多くはTOEICの点数で英語力を図ることはできないと言います。

理由として多く聞かれるのが以下のような意見です。

  • 通常のTOEICは「LISTENING」と「READING」のテストが中心で「SPEAKING」「WRITING」がない
  • TOEICの点数が高くても話せない人が多い
  • 海外ではTOEICという試験の存在すら知られていない

など、コミュニケーションを取るうえで実用性が高い試験とは言えないのです。

それでも日本では企業がTOEICにこだわっている必要は何なのでしょうか?

もっともシンプルにいうと「足切りの道具」になるからでしょう。

 

①採用

まず、入社に関してですが短時間の「面接」や「書類」のみで能力を見分けることは簡単ではありません。

ところが、新入社員や中途で入社する社員の基準をTOEICの点数に設定すれば、少なくとも継続的な努力ができる人なのかどうかの判断材料になります。

グローバル化によって海外出張や海外赴任の可能性も増えていることから「できないよりはできたほうがいい」というロジックでTOEICスコアを重視しているのです。

 

②昇進

上場しているような大企業の場合、激しい出世レースが存在します。

  • ポストに就くのは同期の数割のみ
  • 役職ごとに定年あり
  • 一定期間に昇格できなければ一生ヒラ
  • 点数制で管理

など、そもそも人員が少なく離職率も高い企業では起こりにくい問題が大企業には存在します。

トップの独断で簡単に役職が決まってしまうような小さな組織と比較すると昇進の難易度ははるかに高いのです。

人事は客観的で合理的な指標で評価をする必要がありますが、複数名が僅差で並んだ時に比較しやすいのがTOEICというわけです。

 

③リストラ

いくら大企業とは言え「使えない人材」を抱えておく余裕は完全になくなっています。

5年先10年先を見据えると人員整理は喫緊の課題なのです。

会社としても「あなたは仕事ができないからやめてくれ」というよりは「TOEICが高い社員を残しておきたい」というほうが心理的に負担が少ないです。

また、「TOEICの点数が低いから降格してもらいます」というほうが簡単に減給させることができます。

10年前と現在とでは仕事のやり方もスピードも違いますよね。

つまり、 10年後どんな世界になっているかわかりませんが、今やっている仕事は通用しなくなっている可能性があるわけです。

そんなとき、「やったことがないからできない」といって事業転換に耐えられない人材ばかりがいる会社は困難を乗り越えられないでしょう。

経営側が、TOEICスコアを上げるくらいの努力ができない人材を残しておく必要はないと考えてもおかしくはないのです。

TOEICはこのように都合の良い「戦力外通告の足切りツール」として機能している側面があります。

 

社員にとってTOEICスコア=精神安定剤

現状を踏まえるとTOEICで本当の英語力がつくかどうかはさておき、大企業に勤めるビジネスマンとしてのキャリアを続けたいならとりあえずスコアが必要なわけです。

スコアが低いとアピールしようとしてもできないですからね。

「精神安定剤」としてテクニックでもいいので最低限のスコアは確保しておくべきではないでしょうか?

とくにチャンスの少ない若手のうちにまずはTOEICのスコアに鍛えておくことは良い先行投資になります。

本当の英語力をつけるならそれからでも遅くはありません。

 

求められるスコアはこれからも上昇する

残念ながらこの先企業が求めるTOEICスコアは上がることはあっても下がることはないでしょう。

実際にボーダーラインを上げている企業もあります。

これから転職を目指す際や退職勧告を免れたいと考えている場合には嫌でもつきまとうのがTOEICスコアなのです。

ぜひ、時代の行く末を読み誤らないようにしてもらえればと思います。

たとえ今現在「安全圏」にいる場合でもくれぐれも油断は禁物です。今のうちに同レベルのライバルとの距離は引き離しておきましょう。

 

高いTOEICスコアが求められる企業とその実態

各社でのTOEICの用いられ方
楽天採用時に800点以上
昇進・昇格時にも判断材料として扱われる
ファストリテイリング昇進・昇格時は700点以上が基準
アイリスオーヤマ海外勤務希望者は750点が基準
資生堂全社員730点以上が努力目標
(管理職は必須目標)
日揮ホールディングス昇格には730点以上必須
住友商事昇進・昇格時には730点以上必須
三菱商事管理職の昇格条件は730点以上
アサヒビール採用者の10%は700点以上
富士通入社時に600点以上を推奨
ヤマハ管理職登用の条件としてTOEICを活用
ライオン昇格対象者にTOEICを実施
タカラトミー昇進・昇格時の判断材料としてTOEICを用いる
三菱電機採用時、英語力による優遇あり
管理職登用の条件としてTOEICを活用
ダイソンTOEICスコアは目安だがネイティブとの面接を実施(職種による)
日産自動車採用時、TOEICスコアで英語力を確認(職種による)
ハウス食品グループ本社昇進・昇格時にTOEICスコアで加点
三井物産昇進・昇格時には一定のTOEICスコアが必要

 

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